自社製品 【ミストブラスター】が日刊工業新聞に掲載されました!
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新型コロナ/デザインにこだわり 町工場が感染対策に参入
新型コロナウイルス感染拡大を受け、中小製造業がマスクや飛沫(ひまつ)防止パネルなどの製作に参入する事例が相次いでいる。職場や学校、飲食店、商業施設などあらゆる場所で感染対策が必要となる「ウィズコロナ」の中で、機能だけでなく暮らしに溶け込むデザインを取り入れた製品も出てきた。(南東京・増田晴香)
極東精機製作所(東京都大田区)は、消毒液を約5マイクロメートル(マイクロは100万分の1)に微粒子化し散布するポール型噴霧器「ミストブラスター」を開発した。銀色の本体に青色の発光ダイオード(LED)を取り入れ、清潔感があり、スタイリッシュな製品を実現した。
4月に開発に着手し、デザインから設計、製作まで一貫して社内で行った。もともと電気スタンドなどBツーC(対消費者)向け製品のアイデアとして社内で着想していたデザインを採用した。鈴木亮介専務は「一見噴霧器に見えない。これは何だろう、と近づいてもらえる見た目にしたかった」と話す。