旋盤ってなーに?素人事務員のお勉強①
新人の美沙です!
金属加工ド素人の事務員なので、社長にお話を伺い、ちょっぴりお勉強しました!
今日は、旋盤という機械について。
まずはこちらのお写真 ↓ ↓
え?え?どこからどこまでが品物?機械???
うっ、ワカラナイ…。(素人つらい)
これは、旋盤という機械で金属の四角い部分の真ん中に穴を開けている写真だそうです。(下の写真の赤丸の部分です)
旋盤とは、チャックという回転する土台に材料を取り付け、刃物を当てて品物を削り出す機械です。
なるほど、旋回する盤ってことですね!
ちなみに、下の写真の黄色い枠が品物で、青丸がチャック、ピンク色の丸が重しです。
ん?重し??
旋盤って、円の中心を軸に回転することで正確な円柱や穴を作れるのです。
(このブログをご覧になってる方はご存じの方が多いお話ですよね、すみません!)
ですがこの子、扇風機の脚みたいなへんてこりんな形をしています!
これ、削りたいところを中心にそのまま回すと遠心力でブオンブオンなって大変なことになると思うのですが(語彙力)
そうならないよう、ピンクの丸部分のように重しをつけて材料の中心を調整しているのだそう。
老舗ならではのちょっとした知恵と工夫で、通常旋盤では難しい品物も加工できちゃうんですね!
クランク軸という、円柱の積み木を雑に積んだみたいな部品も旋盤で作っちゃうそうなんですが…企業秘密だそうでまだ教えてもらえませんでした!!
中心軸がずれてるのにどうやって作るんだろう~!?
すごい技術です!